【ブラックジャック】カウンティングを完全マスター|使い方とリスク・損切り

ブラックジャックのカウンティングは、本場カジノを震撼させて禁じ手にもなった威力の強い攻略法です。

この攻略法はカリフォルニア大学の数学教授『エド・ソープ』によって編み出されました。

カウンティングを使った数多くのプレイヤーにより、多くのカジノが傾いた過去があり、『ラスベガスをぶっつぶせ』という映画の題材にもなったほどです。

今回は、ブラックジャックのカウンティングの基礎知識や具体的な使い方、メリット・デメリットや応用法などを分かりやすく解説します。

ブラックジャックのカウンティングとは

カウンティングは、ブラックジャックで配布された全てのカードを記憶して、まだ配布されていない残りのカードの内容を予測する攻略法です。

残りのカードを把握することが、なぜカジノを傾けるほどの影響力を持つのかというと、ブラックジャックの特殊なルールのためです。

ブラックジャックはトランプカードを使ってプレイされるゲームで、カードの数字の組み合わせによって結果が変わります。

もちろん、カードはディーラーが念入りにシャッフルするため、わざわざディーラーが勝つような不正は行われていません。

それは裏を返すと、シャッフル後もカードにいくらか偏りが生じている状態なのです。

カウンティングでは、そのカードの偏りを読み取ってゲームの判断に活かします

ブラックジャックのカウンティングの仕組み

『カードの偏り』では抽象的なので、もう少し具体的に仕組みについて解き明かしていきましょう。

ブラックジャックでは、プレイヤーが3枚目以降のカードを引く際に、強いカードである『10・J・Q・K・A』が次に来るかどうかでアクションが変わります。

例えば、カード合計が『15』の時に次のカードが『10』ならカードを引かずに『スタンド』を選択しますね。

逆に『1〜6』程度の弱いカードが来ると分かれば『ヒット』を選択してカードを引くでしょう。

このように、残りのカードにどの数字が残っているかを把握することで、より的確なアクションができるようになるのです。

そして、カウンティングを行えば残りのカードに弱いカードが残っているのか、それとも強いカードが残っているのかを把握しやすくなるので、次のアクションに役立ちます。

ブラックジャックのカウンティングの使い方

ブラックジャックのカウンティング方法は何種類かありますが、ここでは使いやすい『ハイローシステム』を紹介します。

ハイローシステムでは、以下のように配布されたカードを数値化して計算するだけで、残りのカードを予測できます。

カードの数字カウンティングの数値
10・J・Q・K・A-1
7・8・9±0
2・3・4・5・6+1

例えば、1回目のゲームでプレイヤーに『7・2・5・8(バースト)』のカードが、ディーラーに『A・Q(ブラックジャック)』のカードが出たら、計算方法は以下の通りになります。

計算)±0(カード7)+1(カード2)+1(カード5)±0(カード8)-1(カードA)-1(カードQ)
±0

結果が「プラス」の場合

カウンティング結果がプラスの場合、プラス要素である『2・3・4・5・6』のカードが多く配布されたということになります。

つまり、まだ配布されていない残りのカードにマイナス要素である『10・J・Q・K・A』が多い状態と判断できます。

結果が「マイナス」の場合

カウンティング結果がマイナスの場合、マイナス要素である『10・J・Q・K・A』のカードが多く配布されたということになります。

つまり、まだ配布されていない残りのカードにプラス要素である『2・3・4・5・6』が多い状態と判断できます。

【注意点】カウンティングは使えるゲームが限られている

ブラックジャックのカウンティングは、使いこなせればカジノ側の運営を危うくできるほどの力を秘めています。

そのため、本場カジノではカウンティングが硬く禁止されていて、店舗側も防犯カメラやディーラーやスタッフによって、プレイヤーのベット状況や目線や仕草などが監視されています。

本場カジノでカウンティングがバレてしまうと、最悪は出禁になってしまう可能性もあるので気をつけましょう。

カウンティングを行う場合はオンラインカジノが最適ですが、テーブルゲームのブラックジャックは1ゲームごとにカードシャッフルされて効果が出にくいので、ライブカジノがおすすめです。

まとめ

ブラックジャックのカウンティングは、オンラインカジノのライブカジノでおすすめの攻略法です。

しかしライブカジノは、同じテーブルでプレイしている他のプレイヤーのカードも数える必要があるので、カウントに慣れるまで時間がかかるかもしれません。

初めての場合は、なるべく着席人数の少ないテーブルを選ぶなどして、少しずつカウントに慣れていくのがおすすめです。